レンタルサーバーの選択は、ウェブサイトの性能と成功に大きな影響を与えます。
しかし、レンタルサーバーを選ぶ時は、「ブログ立ち上げるとき」です。
つまり、初心者の段階で、選ばなくてはいけないわけです。
今回は、そんな初心者の人が初めてレンタルサーバーを借りるときに確認したいポイントやおすすめのレンタルサーバーを紹介していきます。
レンタルサーバーを選ぶときに抑えたいポイント

初心者がレンタルサーバーを選ぶ際には、以下のポイントに注目することが重要です。これらの要素を考慮することで、自身のニーズに合った適切なサーバーを選択できます。
ポイント | 重要性 |
---|---|
使いやすい管理画面 | 初心者にとって直感的で操作しやすい管理画面が必要 |
コストパフォーマンス | 機能と価格のバランスが良いサーバーを選ぶ |
WordPress対応 | WordPressの簡単インストール機能があると便利 |
自動バックアップ機能 | データ損失のリスクを軽減する重要な機能 |
充実したサポート体制 | 24時間365日対応や多様な問い合わせ方法があると安心 |
表示速度・処理速度 | サイトの快適な閲覧体験に直結する要素 |
セキュリティ対策 | 無料SSLや独自のセキュリティ機能の有無を確認 |
これらのポイントを満たすサーバーとして、コアサーバーやロリポップなどが初心者向けに人気があります。特に、シンプルな管理画面と充実したサポート体制は、初心者がつまずきやすい点をカバーしてくれる重要な要素です。
使いやすい管理画面
はじめのうちはレンタルサーバーの管理画面から何かを操作することは多くありません。
しかし、中級者以上になってきて機能を追加したり、セキュリティ対策をする時には必要になってきます。
はじめは分からない点が多いかもしれませんが、ある程度、直感的で操作しやすいと評価があるものがいいでしょう。
コストパフォーマンス
レンタルサーバーは価格により機能もばらつきがあります。
価格が安いからと言って、通信速度や容量が極端に低いものを選んでしまっては、苦労します。
アクセス数が集まったときに対応できなかったり、サーバーを変更する際に移管が大変だったりします。
後々の苦労をしないように、ある程度の機能と価格のバランスを考える必要があります。
WordPress対応
最近のレンタルサーバーでは、多くなってきましたが「WordPressの簡単インストール機能」があると便利です。
レンタルサーバーを借りるのと同時に、ワードプレスでブログを作る基本的な用意が完了できます。
手動でワードプレス(WordPress)を導入する方法もありますが、そこに労力を割くよりも、
はじめから導入できるサービスを選び、その分内容を充実させることに注力することをお勧めします。
自動バックアップ機能
データ損失のリスクを軽減する重要な機能です。
万が一トラブルにより積み重ねてきたブログが破損した場合もバックアップがあれば復元することができます。
「数年かけて作り上げ、収益を生んでいたブログが、消えちゃった!」なんてことは避けたいですよね。
サーバーにバックアップ機能があると安心です。
充実したサポート体制
運営を続けていると思わぬトラブルはつきものです。
そうした時にサポートを受けられる体制があるかどうかは確認しておきたいところです。
できれば、24時間365日対応や多様な問い合わせ方法があると安心ですね。
表示速度・処理速度
サイトの表示速度などに影響してきます。
もっさり重たいブログは読んでもらえない可能性が高いです。
すごく高速であることを求める必要はありませんが、ストレスなくブログを見られるぐらいの性能は欲しいところです。
セキュリティ対策
ブログといえどインターネット上に置くわけですからハッキングの可能性などもあります。
ワードプレス(WordPress)の乗っ取りやデータを改ざんするために不審なアクセスを試みられることもあります。
はじめは、イメージしにくいと思いますが、最低限「無料SSLや独自のセキュリティ機能の有無を確認」は確認しておきましょう。
個人ブログ向けサーバー比較

個人ブログ運営に適したレンタルサーバーを選ぶ際は、コストパフォーマンスと使いやすさが重要です。
以下の表は、個人ブログ向けに人気の高いレンタルサーバーを比較したものです。
サーバー名 | 月額料金 | ディスク容量 | WordPress対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
LOLIPOP(ロリポップ) | 495円 | 450GB | ○ | 初心者向け、低価格 |
ConoHa WING | 941円 | 300GB | ○ | 高速、ユーザー満足度高 |
エックスサーバー
![]() | 990円 | 500GB | ○ | 安定性高、機能豊富 |

詳細を書くと膨大な量になるので、あくまで目安です。
プランによって違いがあるので、実際にHPで確認してみてくださいね。
LOLIPOP(ロリポップ)は、月額495円という低価格で利用でき、450GBの大容量ストレージを提供しています。初心者向けの使いやすさと、豊富なプラン選択肢が特徴です。
ConoHa WINGは、「サーバー処理速度No.1」を掲げる比較的新しいサービスで、高速な表示速度が特徴です。ユーザー満足度も高く、成長中のブログに適しています。
エックスサーバーは、安定性と機能の豊富さで知られています。月額料金は他社より若干高めですが、大規模なブログへの拡張性も考慮されており、長期的な運用を視野に入れたブロガーに適しています。
どのサーバーもWordPressに対応していて、簡単にブログを始められそうね。

ロリポップサーバーの概要はこんな感じ!
LOLIPOP(ロリポップ)は、GMOペパボ株式会社が運営する人気のレンタルサーバーサービスです。
以下の表は、ロリポップの主要な特徴と提供プランをまとめたものになります。
特徴 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | GMOペパボ株式会社 |
月額料金 | 99円〜2,640円 |
ディスク容量 | 100GB〜1.2TB |
転送量 | 無制限 |
無料お試し期間 | 10日間 |
WordPressインストール | 簡単インストール機能あり |
サーバータイプ | 共用サーバー |
Webサーバーソフト | Apache 2.4.x(ハイスピード・エンタープライズプランはLiteSpeed 5.4) |
データベース | MySQL 8.0 |
独自SSL | 無料(Let's Encrypt)または有料(GlobalSign)対応 |
ロリポップは、初心者にも使いやすい管理画面と豊富な機能を提供しており、個人ブログから企業のサービスサイトまで幅広い用途に対応しています。また、長期契約ほど割引率が高くなる料金体系を採用しており、コストパフォーマンスに優れています。

ロリポップサーバーについてもう少し見てみよう!
LOLIPOP(ロリポップ)は、低価格と使いやすさで人気の高いレンタルサーバーです。
具体的には以下のようなプランがあります。
プラン名 | 月額料金 (36ヶ月契約) | ディスク容量 | WordPress対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
エコノミー | 99円 | 120GB | 不可 | 最安値、メール利用向け |
ライト | 264円 | 350GB | 高速 | お手頃価格、個人サイト向け |
スタンダード | 495円 | 450GB | 高速 | 人気No.1、中規模サイト向け |
ハイスピード | 550円 | 700GB | 最高速 | 大量アクセス対応、LiteSpeed搭載 |
エンタープライズ | 2,200円 | 1.2TB | 最高速 | 大規模サイト向け、高機能 |
ロリポップは、WordPressを60秒で始められる簡単インストール機能や、独自のロリポップ!アクセラレータによる高速表示を特徴としています。また、国内レンタルサーバー市場でシェアNo.1を獲得し、WordPress利用者満足度でも高評価を得ています。初心者にも使いやすい管理画面と充実したサポート体制が、多くのユーザーから支持されている理由の一つです。
ハイスピード以上のプランを12か月以上の契約で申し込むとドメインが2つ無料でもらえる特典などもあります。

プランの変更もあり得るので、詳細はロリポップサーバーのHPを確認してね。
あくまで2025年2月時点のまとめです。
ConoHa WINGの概要はこんな感じ!
ConoHa WINGは、GMOインターネット社が運営する高速で安定したレンタルサーバーサービスです。以下の表は、ConoHa WINGの主要な特徴と提供プランをまとめたものです。
特徴 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | GMOインターネット社 |
月額料金 | 941円〜4,235円 (3年契約) |
ストレージ容量 | 300GB〜500GB (SSD) |
転送容量 | 無制限 |
WordPressインストール | 簡単セットアップ機能あり |
PHP対応 | PHP8対応 (LiteSpeed LSAPI採用) |
無料SSL | 対応 |
バックアップ | 14日間無料 |
サポート | メール、チャット、電話(平日10:00〜18:00) |
ConoHa WINGは、高速なサーバー処理速度と安定性を特徴としており、WordPress利用者満足度No.1を獲得しています4。初期費用無料で最低利用期間がなく、管理画面が初心者にも使いやすいのが特徴です5。また、独自のキャッシュ機能やHTTP/2対応など、さまざまな高速化技術を採用しています。

ConoHa WINGについてもう少し見てみよう!
ConoHa WINGは、高速性と安定性を兼ね備えた人気のレンタルサーバーサービスです。以下の表は、ConoHa WINGの主要なプランと特徴をまとめたものです。
プラン名 | 月額料金 (3年契約) | ストレージ容量 | vCPU | メモリ |
---|---|---|---|---|
ベーシック | 968円 | 300GB | 共有 (8コア) | 共有 (12GB) |
スタンダード | 2,118円 | 400GB | 共有 (8コア) | 共有 (12GB) |
プレミアム | 4,235円 | 500GB | 共有 (8コア) | 共有 (12GB) |
Bizライト | 1,331円 | 700GB | 2コア | 1GB |
ConoHa WINGは、最新の高性能サーバーと超高速SSDを採用し、独自のキャッシュ機能やHTTP/2対応により高速なパフォーマンスを実現しています。また、PHP8対応やLiteSpeed LSAPIの採用により、従来のPHP7よりも20%高速な処理速度を達成しています。
サービスの特徴として、初期費用無料、独自ドメイン2つ永久無料、14日間の自動バックアップ機能、99.99%以上の高稼働率などが挙げられます。さらに、WordPressの簡単セットアップ機能や、モリサワフォント33書体の無料提供など、ユーザーフレンドリーな機能も充実しています。
ConoHa WINGは、個人ブログから中規模のビジネスサイトまで幅広い用途に対応しており、特に高速性と安定性を重視するユーザーに適したサービスといえます。
エックスサーバーの概要はこんな感じ!
エックスサーバーは、高性能と豊富な機能を特徴とする人気のレンタルサーバーサービスです。以下の表は、エックスサーバーの主要な特徴と提供プランをまとめたものです。
特徴 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | エックスサーバー株式会社 |
月額料金 | 990円〜 |
ディスク容量 | 500GB〜700GB |
転送量 | 無制限 |
WordPressインストール | 簡単インストール機能あり |
PHP対応 | PHP8/PHP7/PHP5対応 |
無料SSL | 対応 |
サポート | 24時間365日対応 |
エックスサーバーは、高速なNVMe SSDを採用し、「KUSANAGI」の高速化技術を導入することで、国内No.1のサーバー速度を実現しています。また、WordPressの簡単インストール機能や自動バックアップ、無料SSL証明書など、サイト運営に便利な機能が豊富に用意されています。2024年8月には、各プランのディスク容量が一律200GB増量され、コストパフォーマンスがさらに向上しました。

エックスサーバーについてもう少し見てみよう!
エックスサーバーは、高性能と豊富な機能を特徴とする人気のレンタルサーバーサービスです。2024年8月に各プランのディスク容量が大幅に増量され、さらに魅力的なサービスとなりました。以下の表は、エックスサーバーの主要なプランと特徴をまとめたものです。
プラン名 | 月額料金 (36ヶ月契約) | ディスク容量 | vCPU/メモリ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
スタンダード | 990円 | 500GB | 共有 | コストパフォーマンス重視 |
プレミアム | 1,980円 | 600GB | 共有 | 高機能、大規模サイト向け |
ビジネス | 3,960円 | 700GB | 共有 | 法人・企業向け、高セキュリティ |
エックスサーバーは、最新の高性能サーバーマシンと国内最大級のバックボーン回線(10Gbps直結)を採用し、圧倒的な高速性能を実現しています。また、超高速WordPress環境「KUSANAGI」技術の導入や、独自の高速化機能により、大量アクセスにも強い安定性を誇ります。
サービスの特徴として、無料独自SSL、マルチドメイン・サブドメイン無制限、メールアカウント無制限、24時間365日のサポート体制などが挙げられます。さらに、WordPress簡単インストール機能や、過去14日分の自動バックアップ機能など、サイト運営をサポートする充実した機能群を備えています。
エックスサーバーは、個人ブログから大規模な企業サイトまで幅広い用途に対応しており、特に高速性、安定性、セキュリティを重視するユーザーに適したサービスといえます。国内シェアNo.1の実績と、稼働率99.99%以上の高い安定性が、多くのユーザーから支持されている理由の一つです。
今回のまとめ!

今回は3つの主なレンタルサーバーを紹介しました。
はじめのうちは難しそうに感じますが、迷ったら「金額で決める!」というのもありだと思います。
はじめはアクセス数も少ないため、ほとんどの場合どのサーバーでも問題はありません。
容量などの条件で不具合が出るようでしたら、多少手間ですが「サーバー移管」といって、ブログ自体を別のサーバーに引っ越すことも可能です。

個人的には紹介した3つのサーバーすべて利用したことがあります。
どれも不便に感じることなく運用できましたよ。