「あもんのブログ村」では、初心者の人がワードプレスでブログを立ち上げて記事を書き始めるようになるまでの手引きをコンセプトにしているのですが、今回はその先にあるゴール地点「収益化」についてのお話です。
ブログで収益を得るってどういうこと?
なんだか怪しい気がしちゃうな・・・


仕組みを知らない頃はボクも同じように感じていました。
でも、全くそんなことはないので安心してください。
ブログ収益の仕組み

まずはブログを収益化するために必要な2つの要素を押さえておきましょう。
それは「集客」と「マネタイズ」です。
ブログに人を集めて見てもらうことが「集客」です。
それだけでもすごい事ですが、見てもらうだけでは収益は発生しません。
収益を生む(マネタイズ)システムが必要になります。
具体的には「アフィリエイト」と「Googleアドセンス」をご紹介します。

どちらも広告収入に分類されます。
自分の商品を売るなどの方法もありますが、「あもんのブログ村」では広告収入を主に紹介します。
集客とは

まずは書いた記事を多くの人に読んでもらうことを目指します。
その中心となるのが、SEOなどを始めとする検索エンジンマーケティング・SNSの活用があります。
SEOによる集客
SEOについては、別途記事にするのでそちらを参考にしてください。
今は、SEOという基準があり、それで評価されることで、読んでもらいやすくなるとイメージしてください。
ブログを作るうえでSEO対策を行い、SEO評価を上げていく視点がSEOによる集客の基本になります。
SNSでの集客
ブログを始めてすぐは思っていたほど読んでもらえない状態が続きます。
そこで大きな力になるのがSNSです。SNSは、各プラットフォームごとに広告を出すこともできますが、基本的には集客ツールとして利用することが多いです。
SNSはブログと違い、拡散力があるのが魅力です。
そのSNSを使って、ブログにたどり着けるような流れを作ることがSNSでの集客の基本になります。
どっちの方法も、ブログに人を集めるための手段の1つなんだね。

マネタイズ
集客ができたとしても、収益が発生する仕組みがないと収益化することができません。
ブログで一般的に採用されている広告収入を2つ紹介します。
クリック型広告(Googleアドセンス)
ブログに広告を掲載し、読者がその広告をクリックすると収入が発生します。(2024年から、表示されるだけでOKに変更されました。)初心者にも取り組みやすいのが特徴ですが、1クリックあたりの単価が低いのが特徴です。おおよそいクリックあたり0.2円ぐらいです。
単価が低いぶん、アクセス数を増やすことが重要です。
成果報酬型広告(アフィリエイト)
商品やサービスを紹介し、読者が購入や申し込みをすると報酬が得られます。
広告の種類によって相場はピンキリですが、1回の申し込みで数千円も狙えます。
単価が高いのが特徴ですが、読者の購買意欲を高める記事作成スキルが求められます。
集客とマネタイズの組み合わせで稼ぐコツ
「集客」と「マネタイズ」どちらが欠けてもブログで収益を発生させることは難しくなります。
まずは、始めてみることが大切ですが、以下の点を押さえておくとその難易度を下げることができるでしょう。
- 読者の悩みや興味に応えるコンテンツを提供する。
→誰の・どんな悩みを解決するためのコンテンツか考えて記事を書いてみよう! - SEOについて理解を深め、検索エンジンでの表示順位を上げる。
→基本的なSEOについての知識を学んでみよう! - 信頼性の高い情報を提供し、読者との信頼関係を構築する。
→すでにあるサイトのコピーではなく、自分の体験や専門知識などを大切に使用!
ブログ収益化は、コンテンツの質と量、そして読者のニーズに応える能力によって大きく左右されます。
継続的な努力と改善を重ねることで、月に数万円から数十万円以上の収入を得る可能性があります。

まずはブログを作ってみて、運用しながら学ぶのがおすすめです。
アフィリエイトの基本構造

アフィリエイトは、インターネット上の「成果報酬型広告」システムです。
この仕組みは主に4つの要素から構成されています。
アフィリエイトの仕組み4大要素
- 広告主
広告を出したい企業→ASPに登録 - アフィリエイター
広告を載せたいサイトの管理者→ASPに登録 - ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)
広告の仲介会社→不動産屋さんがいろいろな部屋を紹介するように、たくさんの広告を紹介する - ユーザー
ブログの読者→何か悩みを解決したくてネット検索したユーザー
なんかネットで稼げるって怪しくない?


アフィリエイトはきちんとしたビジネススタイルの1つ。
仕組みを知ることで、誤解が解けるよ。
アフィリエイトの仕組みにかかわる4つの要素
広告主
自社の商品やサービスを宣伝するためにアフィリエイト広告を出稿します。
個別で案件を依頼することもあるけど、基本的にはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録して広告を出したい人を探します。
これにより、広告の管理が簡単になるうえに、自社で扱うう商品を様々な場所で紹介してもらえます。
その対価として料金を支払います。
アフィリエイター
アフィリエイターは、自身のWebサイト、ブログ、SNSなどのメディアに広告を掲載します。
主な役割は、ユーザーのニーズに応える魅力的なコンテンツを作成し、商品やサービスを効果的に紹介することです。
個別の案件をもらうこともありますが、基本的にはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録して、そこから自分の取り扱える広告を探して紹介します。
どの広告でも自由に出せるわけではなく、使用するメディアの審査を受け、連携が承認されると広告を出すことができます。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)
広告主とアフィリエイターを仲介する重要な役割を果たします。
イメージとしては”不動産屋”です。大家さんが個人で借り手を探すケースもありますが、多くは不動産屋に登録して入居者を探します。
同じように借り手も、部屋を借りるときには”不動産屋”に情報を探しに行くのが一般的です。
同じようなことがネット広告でも成り立ちます。この”不動産屋”に当たるのがASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)です。
ユーザー
ユーザーは、皆さんのブログの読者です。
紹介されているサービスや商品を見て、興味を持ち、内容を知ることで購入に至ります。
広告を通いて購入したからと言って価格が違うなどのデメリットはありません。同じものを同じ価格で購入できます。
アフィリエイトの報酬発生の流れ

- アフィリエイターがASPから取得したアフィリエイトリンクをメディアに掲載します。
- ユーザーがそのリンクをクリックし、商品を購入したり、サービスに申し込んだりします。
- 広告主が設定した成果条件(商品購入、資料請求、会員登録など)が満たされると、成果として認識されます。
- 広告主の承認を経て、ASPを通じてアフィリエイターに報酬が支払われます。
この仕組みにより、広告主は効果的に商品を宣伝でき、アフィリエイターは収益を得られ、ユーザーは有用な情報を得られるという、三者にとってメリットのある関係が成立します。
アフィリエイトの成功には、SEO対策やコンバージョン率の最適化、効果的なコンテンツ作成など、様々な戦略が重要です。
また、適切なニッチ選定や継続的なコンテンツ提供も、長期的な成功には欠かせません。
アドセンスの収益構造

Googleアドセンスは、ウェブサイト運営者が簡単に収益化できるGoogleの広告配信サービスです。
その仕組みは以下のように機能します。

収益は発生しやすいけど、単価が安いので
膨大なアクセスを獲得する必要があるよ!
- 広告の自動配信
ウェブサイトのコンテンツや訪問者の行動を分析し、最適な広告を自動で選択して表示します。これにより、サイト運営者は広告の選定や配置に時間を割く必要がありません。 - コンテンツ連動型広告
ウェブページのコンテンツをクロールし、サイト内のキーワードやトピックを識別して関連する広告を選定します。これにより、ユーザーにとって関連性の高い広告が表示されやすくなります。 - パーソナライズド広告
Googleが保有するユーザーの検索履歴やcookie、ブラウザデータに基づいて、特定の人に関連性の高い広告を表示します。これにより、広告のクリック率が向上する可能性があります。 - リアルタイムビッディング(RTB)
広告主がリアルタイムに自動で広告枠に対して入札を行うシステムを採用しています。これにより、広告主は目的のターゲット層に効果的にリーチできます。 - 収益の発生
従来はクリック単価(CPC)方式でしたが、2024年初頭からインプレッション単価(CPM)方式に移行する予定です。この変更により、広告が表示されるだけで収益が発生するため、より安定した収入が見込めるようになります。 - 収益の分配
Googleは広告主から広告費を徴収し、その一部をサイト運営者に還元します。支払いは最低支払金額である8,000円の収益を達成する必要があります。 - コンプライアンスとフィルタリング
Googleはコンテンツポリシーに違反しない広告のみを配信するようフィルタリングしています。サイト運営者も特定の広告主や広告カテゴリーをブロックする設定が可能です。
Googleアドセンスは、サイト運営者に対して最適な広告を自動的に選定し、収益の最大化を図る仕組みを提供しています。この仕組みにより、専門知識がなくても効率的に収益化を行うことができます。
確かに、こっちの方が収益が発生しやすそうかも!

収益化に必要なブログ(サイト)はどう作るのか?

広告による収入を発生させるには、広告を載せるブログ(サイト)が必要になります。
これには2通りのやり方があります。
1,誰かが運営するブログサービスを使う
2,自分で用意して作る

「あもんのブログ村」では、「2,自分で用意して作る」ための方法を解説しています。
「1,誰かが運営するブログサービスを使う」場合は、そこで発生する収益は運営会社の運営のために使われたり、そもそも収益化ができない場合があります。趣味での発信ならありですが、収入を得たいと考える人にとっては不向きです。
「2,自分で用意して作る」場合は、サーバーやドメインなどブログを作る用意からする必要があります。手間がかかりますが、作ったブログの所有権や広告からの収益は自分のものになります。
1,誰かが運営するブログサービスを使う場合

ブログサービスを提供している会社のサービスを利用する方法です。
ブログを始めたいと思ったらすぐに始められるます。
これらのサービスは、技術的な知識がなくてもすぐに書き始めることができるます。
メールアドレスなどで会員登録すればすぐに使えるため、ブログを始めたいと思ったその日から情報発信を始められます。
まずは無料で手間の少ない無料ブログもありかも!


サーバーやドメインを用意しなくていいメリットが嬉しいですね!
しかし、デメリットもあるので要注意です。
ブログサービス運営のための広告が勝手についたり、ブログの所有権が運営会社にある場合などがあります。
また、そもそも収益化が禁止されている場合や、広告を出すには有料プランに入らなくてはいけない場合が多いです。
初心者の場合、まずはこれらの無料サービスで経験を積み、コンテンツ制作に慣れてから、自分のブログ(サイト)を立ち上げるのも一つの方法です。
ただし、将来的に本格的な収益化を目指す場合は、最初からブログ(サイト)の所有権を持てるWordPressを選択するのもありです。
せっかく書いた記事も自分のものとして積みあがらないのは痛いところ。
2,自分で用意して作る

サーバーやドメインを自分で用意してブログ(サイト)を作る方法です。
ブログを始める前に、ネット上にブログを置く場所を用意する必要があります。それらを自分で用意して作ることになります。
上記の流れで、ブログサービス運営会社が行ってくれていたことと同等のことが完了します。
これで自分のブログを作ることができました。詳しくは別途記事で解説しています。
タイトルテキスト
これらの方法の場合、そのブログの所有権は自分にあります。
収益化の制限や、運営のための広告を出す必要がなく、収益化した場合の収益は自分のものになります。
「自分で用意して作る」のは難しい?
自分で作るのがいいと思ったけど難しそう!

多少の学習は必要になるのですが心配しなくて大丈夫です。
「あもんのブログ村」では、基本的な流れを理解できるように解説しながら、「2,自分で用意して作る」流れを自力で行えるようになるためのブログです。

管理人がつまずいた部分や体験をまとめて記事にしています。
初心者の人でも、ブログを作り記事を書き始めることができるようになるまでの手助けをするブログです。
今回のまとめ!

今回の記事の内容を以下のようにまとめました!

基本的にはブログで収益を得るには、自分のブログ(サイト)を持っていた方がいいです。
「あもんのブログ村」では、ブログを書き始めるまでのサポートをメインにコンテンツを作成しています、流れに沿って記事を読んでいくことで自分のブログ(サイト)を持つことができるようになります。ぜひ他の記事も読んでみてください。